11月(November)和風月名は霜月(しもつき)、秋も終盤です。

11月(November)。和風月名は霜月(しもつき)。
霜が降りる月から来ているというのが定説です。新嘗祭(収穫感謝祭)で、その年に収穫されたものを皆で食すことから「食物月(おしものつき)」の略だと言う説もあります。
まわりの山々はもちろん町中でも紅葉が見られ、秋も終盤。木々の葉が色付きはじめ、植物は今年最後の華やかさを見せてくれます。
前半は穏やかな小春日和が続き、立冬のころから朝夕冷え込んできて、日脚が短くなってきます。暦の上ではもう冬(立冬)。日、一日と冬の気配が濃くなってゆき、とくに暖かいものの恋しい季節となってくるでしょう。中旬にはこどもの成長を祝う七五三、下旬には勤労感謝の日、また日本には古くから神々に五穀の収穫を祝う風習があり、収穫物に感謝する大事な行事として地域によっては新嘗祭などもあるでしょう。
このような時季には美味しい野菜・フルーツで秋の夜長を楽しくお過ごしください。特にこの月のお奨め商品としては焼き芋などにかんしょ。鍋物(11月7日は鍋の日です。)には欠かせないはくさい・ねぎ・さといもや生しいたけ、えのき茸などのきのこ類。フルーツ類ではみかん・りんご・ぶどう・柿など野菜・果実とも豊富に出回ります。どうぞ晩秋の味覚をぞんぶんにお楽しみください
10月 (October) 収穫の秋、食欲の秋などいよいよ秋本番の月です。

な話し合いをするため、毎年10月に出雲国に集まるので、各地の神様が留守になることから「神無月」といわれるようになった説が有力であります(神様が集まる出雲国だけは「神在月」と呼ばれています)。また雷の鳴らない「雷無し月」、その年に収穫した新しいお米で酒を醸し造る「醸成月」とする説もあります。
木の葉がきれいに色づき始め、急に秋の気配が漂い始めるこの季節、収穫の秋や食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋などの言葉があるように10月はさまざまなイベントや味覚を楽しめる時季でもあります。
本月8日は二十四節気のひとつ寒露。旧暦九月戌(いぬ)の月の正節で、朝露を踏むと一段と冷たく秋が深まり行く時季となります。また20日は秋土用入、23日は霜降(そうこう)。朝晩の冷え込みがさらに増し、北国や山里では霜が降りはじめるころ。露が霜に変わり、だんだんと冬が近づいてくる時季となります。

いろいろ楽しみのある秋の夜長は美味しい野菜・フルーツでお過ごしください。
とくにこの月のお奨め商品としては「秋なす・かんしょ」。また芋煮会などに使う「さといも・はくさい・ねぎ・きのこ類」も美味しいです。秋のフルーツとしては「梨・ぶどう・りんご・みかん・栗・柿」など、野菜・果実とも豊富に出回ります。どうぞこの機会に秋の味覚を存分にお楽しみください。