オトメ・アンデス・クィンシーメロン(茨城)
- 品 名
- メロン
- 品種名
- オトメ・アンデス・クィンシーメロン
- 産 地
- 茨城県 JA茨城旭村
- 入荷時期
- ●オトメ 4月下旬~6月上旬
●アンデス 5月上旬~6月下旬
●クインシー 5月中旬~7月上旬
- 最盛期
- ●オトメ 5月中旬
●アンデス 5月下旬
●クインシー 6月上旬
担当者からのコメント
茨城県は日本一のメロン産地、特にネット系の春メロンが多く出荷されます。
その中でも今回紹介するJA茨城旭村は茨城県内一番のメロン産地で、鹿島灘に面する温暖で昼夜の温度差がある気候と関東ローム層の水はけのよい土壌で、三百人を超える生産者が美味しいメロン作りに取り組んでおります。また平成16年度出荷分より青果物管理センターで光センサーによる選果を開始し、これまでの人の目による選果に加え、光センサーによる内部の非破壊検査で品質のバラつきのない、均一な糖度検査(糖度について秀・優品15度以上、無印14度以上、A品13度以上)をしていることで食味も安定しています。(写真参照)さらにメロン生産者全員が茨城県の認定するエコファーマーの資格を保持し、"いばらき農産物ネットカタログ"やHPでも生産履歴情報を開示しておりより安心・安全なメロンを栽培しております。
その産地より一番初めに登場するのがオトメメロン。ホワイトグリーンの果肉が美しく、果汁たっぷり・上品ですっきりした甘さが特徴です。5月上旬から6月下旬ころより出回る代表品種のアンデスメロンは緑肉、甘くとろけるような味わいで果汁がたっぷりです。また5月中旬から7月上旬に出回るクインシーメロンは赤肉の代表品種でオレンジ色の果肉は見た目も美しく、甘みが濃くても後味がさっぱりしております。
メロンには体によいいろいろな効能があるといわれていますが、その中でもカリウムが多く含まれており、この成分は体から排出されるときナトリウムを道づれにする性質をもっているため、体内の塩分調整に効果があり、高血圧・動脈硬化・心臓病などによいとされています。またアミノ酸も豊富に含まれており、体内で尿をつくる働きがあることから利尿効果があり、二日酔い、腎臓炎などにもよいといわれています。さらにビタミン類や繊維質も豊富で美容と健康にとってもヘルシーな果物です。
みずみずしい果肉ととろけるような甘さと芳香…。これから春メロンの美味しい季節を迎えます。日本一の産地いばらきのメロン類、みずみずしく、甘い初夏の味覚「オトメ・アンデス・クインシーメロン」を是非それぞれ味わってみてください。ぜったいご満足いただけるものと自信を持ってお薦めします。
メロンの網目はどうして出来るの?
アールス、アンデスなどの網目(ネット)メロンは生育途中で表皮部分の生長が止まって固くなりますが、果実自体は肥大し続けそのときに表皮にひび割れができます。この傷を塞ぐために結合組織が発達して網目が形成されます。
美味しいメロンの見分け方
網目(ネット)メロンの場合、ネットが細かく均一にたくさん張っているものが良品といわれています。
また同じ大きさなら比較して、ズッシリと重い方を選んだほうがよいでしょう。
メロンの美味しい食べ方
メロンは購入された後、食べ頃になるまで常温で保存しておきます(追熟)。
芳香が強くなり、花落ち部(お尻の部分)を静かに押すと、柔らかく感じるころが食べ頃です。
食べる前に1~2時間ほど冷蔵庫で冷やしてから食べるとより美味しくいただけます。(冷やしすぎは味が落ちます)
JA茨城旭村のメロンのシール
メロンのシールについているシールのナンバーを『JA茨城旭村(生産履歴)のホームページ』にアクセスし、№を入力すると生産農家などメロンの栽培履歴など詳細な情報が見られます。
シールの〇の部分のナンバー
■販売担当者
果実第一部 副部長
八巻 卓栄