いわき市中央卸売市場 ~ 株式会社 平果

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だだちゃ豆(山形)

品 名
えだまめ
品種名
だだちゃ豆
産 地
山形県 JA鶴岡
入荷時期
8月上旬~9月上旬
最盛期
8月中旬~8月下旬

担当者からのコメント

近年、美味しい枝豆として全国的に有名になった「だだちゃ豆」が当月よりJA鶴岡から入荷されます。
山形県庄内平野の中心に位置する鶴岡市は、出羽三山・鳥海山・金峰山と三方を山に囲まれ日本海に面し、自然豊かな場所です。米づくりに適した庄内平野では庄内米ブランドで日本有数の稲作を基盤に、近年人気急上昇中のだだちゃ豆などの園芸品目の振興も盛んにおこなわれています。
だたちゃ豆は鶴岡周辺のごく一部の地域で江戸時代より代々冬の農閑期の作業として一粒一粒、厳しいまでの種子選抜・淘汰を繰り返し、最良の品種として守り継がれてきた「在来種」で、この一時期しか生産されない貴重な枝豆です。
特徴はさやの表面が茶色の毛で覆われ、くびれが深く、普通のえだまめが一つのさやに三つ入なのに対し、だだちゃ豆は二つ入が基本でふっくらとしております。見た目はあまり良くありませんが、茹で上がるころから家中に甘い香りが漂い、豆の歯触り、香り、甘味は格別で一度食べたら病みつきになります。
枝豆は「畑の肉」ともいわれる大豆同様、たんぱく質、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、カリウム、食物繊維、鉄分などを多く含んでおり、ビタミンB1は糖質をエネルギーに変え、体内で疲労物質に変わるのを防ぎ、新陳代謝を促し、疲労からくるスタミナ不足の解消に効果があり、食物繊維は整腸作用に、鉄分は悪性貧血の予防効果があります。また枝豆には大豆に含まれていないビタミンA、ビタミンCも含まれ、枝豆のたんぱく質にあるメチオニンはビタミンB1、ビタミンCとともにアルコールの分解を助け、肝機能の負担を和らげる効果があり、飲み過ぎや二日酔いを防止する働きがあります。(なるほど、ビールのおつまみに枝豆は理にかなっているわけです)。さらに枝豆には高血圧の原因となるナトリウム(塩分)の排出を助け、利尿作用を促すカリウムを多く含んでいます。体内の水分量を調節し、むくみの解消にも効果があります。夏バテの原因である食欲不振から来る栄養不足の解消に、ぜひ枝豆をお勧めします。
だだちゃ豆は鶴岡周辺の土地条件にマッチしており、この種子を他地域で生産してもなぜか豆の品種特性が消されてしまうという「わがまま」な品種であります。まさに鶴岡の風土と生産者の努力が作り上げた枝豆の最高傑作、また生産地も生産量も限られている「まぼろしの枝豆」、鶴岡「だだちゃ豆」をぜひご賞味ください。まさしく今のこの時季でないと味わえない逸品です。

だだちゃ豆の名前の由来?

「だだちゃ」とは、庄内地方の方言で「おやじ」「お父さん」という意味。その昔、城下町・鶴岡が酒井藩だった頃、殿様が大変な枝豆好きで、毎日枝豆を持ち寄らせては「今日は、どこのだだちゃの枝豆か?」と聞いていた事から、いつからかだだちゃ豆と呼ばれるようになったと言われています。
枝豆のお父さん、まさに枝豆の王様、それがだだちゃ豆です。「長く噛むほどにだんだん別の旨みが舌の上に生まれ、変転していく美味が楽しませてくれる」と食通も絶賛。そういった評価がされるのも種子を厳選し、品種の特性、そして有機栽培を守っているからでしょう。

美味しいえだまめの選び方

枝つきのえだまめは、鮮度が良く日持ちがするため、できるだけ枝つきのえだまめをお奨めします。枝つきの場合は枝の節と節の間隔が短く、莢が密生しているものを選びましょう。また莢の緑色が濃く鮮やかで莢がピンと張りしっかり中身が詰まっているもの、均等に豆が入っているものがよいでしょう。

えだまめの保存法

とにかく鮮度が重要なえだまめはできるだけ早めに食べることが重要です。生で保存したい場合はできるだけ低温で、また乾燥を避けて保存しましょう。長く保存したい場合は塩水で硬めに茹でてから冷ましたものをポリ袋などに入れ、冷凍して保存しましょう。
※だだちゃ豆に関するいろいろな情報についてはJA鶴岡だだちゃ豆のホームページを是非ご覧ください

■販売担当者
取締役 蔬菜第二部 主管部長
熊沢 晃

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