サンふじりんご(福島)
- 品 名
- りんご
- 品種名
- サンふじ
- 産 地
- 福島県 JAふくしま未来など
- 入荷時期
- 11月上旬~12月中旬
- 最盛期
- 11月下旬~12月上旬
担当者からのコメント
りんごの王様「サンふじ」が11月から12月にかけ、福島県JAふくしま未来主力に出回っています。さらに青森産も随時入荷されています。
ふじは国光とデリシャスの交配種で、昭和37年当時青森県藤崎市の園芸試験東北支場(現在農水省果樹試験場)で生まれ、品種名は藤崎市にちなんで名づけられたそうです。
ふじは食味(甘味と酸味のバランスに優れてる)がよく、また果肉の果汁が多く適度な硬さもあり、完熟すると果肉に蜜が入り、一層美味しくなります。また日持ちのよさでも人気が高く、日本のりんご生産量の50%以上を占めている大人気品種です。
現状は各産地ともに天候の影響によりサビ果などの発生が多い。猛暑の影響もあり着色はあまり良くないが、糖度は平年より高く食味は良い。12月はギフト需要もあり上位等階級が少ないことから価格は高値水準で推移する見込みです。
昔から「1日1個のりんごは医者を遠ざける」とも言われるようにりんごには動脈硬化、糖尿病、大腸がん、高血圧など生活習慣病の予防に効果がある食物繊維やカリウムが多く含まれているので毎日1~2個のりんごを食べるのが理想的です。その他にも整腸作用や美容やダイエットに、また疲労回復や食欲増進などにも効果が期待できます。
今まさにりんごの美味しい時季を迎えております。太陽をいっぱい浴びて、健康的にも優れた美味しい旬の福島産「サンふじりんご」をたくさんお召し上がりください。またお歳暮などご贈答にも是非ご利用ください。
サンふじのサンとは?
ふじりんごに袋をかけずに育てた無袋栽培のことで、太陽の恵みいっぱいに育ち、有袋より甘味、香り、栄養に優れています。
りんごの蜜はなぜ入るの?
りんごの肥大期に、寒さなどのストレスによって、果実を作る養分(ソルビトール)が果糖、しょ糖などに分解されずに細胞と細胞の間に溜まり、これに水分が引き寄せられて蜜が出来ます。(りんごの蜜は完熟の証になっています。ただし全ての品種に蜜が入ると思われがちですが品種により差があります。)
※福島県くだもの消費拡大委員会のホームページではりんごの食べ頃カレンダー・りんごの品種の説明などいろいろな情報が紹介されていますので是非こちらもご覧ください。
福島県くだもの消費拡大委員会のページ
■販売担当者
果実第二部 次長
猪狩 直也