いわき市中央卸売市場 ~ 株式会社 平果

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新たまねぎ(佐賀)

品 名
たまねぎ
品種名
たまねぎ
産 地
佐賀県 JA唐津 上場
入荷時期
4月中旬~8月下旬
最盛期
5月~7月

担当者からのコメント

北海道に次ぐ生産量を誇る佐賀県はJA唐津上場地区営農より、ジューシーで甘い「新たまねぎ」が4月から8月まで出回っています。
佐賀県・上場産たまねぎは温暖な気候と赤土を活かし、丁寧な土づくりと海風に含まれるミネラル分をたっぷり含んだ評価の高い美味しいたまねぎです。また佐賀県特別栽培農産物認証制度の認可を受け、減農薬・減化学肥料による安全で安心なたまねぎ栽培に取り組んでおり、そのほか除草剤を一切使用しない特別栽培にも取り組んでいます。
さて、たまねぎは台所になくてはならない食材のひとつ、新たまねぎはそのままスライスして食べると絶品で、またサラダなど生でよし、炒めてもよし、煮ても揚げてもよしと幅広い料理に活用でき、また料理の素材ばかりでなく肉や野菜の臭み抜きや下味付けにも良く使われます。
たまねぎには刺激臭のもとである硫化アリル(たまねぎを切ると涙が出るのもこの成分のためです。また加熱すると非常に糖度の高いプロピルメルカプタンという物質に変化します。たまねぎを加熱すると甘くなるのはこのためです。)が含まれており、胃液の分泌を活発にし、食欲を促進させる働きがあり、また「血液をサラサラにする」効果もあります。血栓ができるのを抑制して脳梗塞や動脈硬化などの予防にも効果があるようです。
今が旬の美味しい野菜、健康的にも優れており、さらに料理の万能選手でもある、南の大地で育った特別栽培「上場たまねぎ」をぜひこの機会に味わってみてください。

新たまねぎの保存法

黄たまねぎや白たまねぎを春に早採りしたものが新たまねぎです。普通のたまねぎは茎が枯れて、倒れてから出荷されますが、新たまねぎは茎がまだ青い状態で切って出荷されます。皮は薄く扁平で、水分が多くてやわらかく、辛みが少ないことが特徴ですが、腐りやすくまたすぐに味が落ちてしまい、常温で一週間ほど置いておくと普通のたまねぎの味わいになってしまいます。2~3日ならポリ袋に入れて冷蔵庫で保存してください。
出来る限り早めに召し上がったほうが美味しいです。

食べているところは茎・根?

たまねぎは茎や根の部分を食べていると思っている人が多いのですが、実は葉の部分を食べているのです。葉の下の部分が成長とともに厚みを増し、重なり合って球形になったものです。この部分は一枚づつはがすと魚の鱗(うろこ)のようになることから鱗葉(りんよう)と呼ばれています。

■販売担当者
取締役 蔬菜第二部 部長
和田 弘幸

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