キウイフルーツ(愛媛)
- 品 名
- キウイフルーツ
- 品種名
- キウイフルーツ
- 産 地
- 愛媛県 JAえひめ中央 他
- 入荷時期
- 1月下旬~4月上旬
- 最盛期
- 2月~3月
担当者からのコメント
国内生産量第一位の愛媛県、JAえひめ中央より春を告げる果実「キウイフルーツ」が出回っています。
トロピカルフルーツのイメージが強いキウイフルーツ、実は中国が原産で、日本でもサルナシと呼ばれる野生種があります。
愛媛県には昭和40年代後半、ニュージーランドなどから組合や愛媛県果樹試験場に導入され、その後みかんや稲作の転換作物として昭和50年代後半から急速に栽培が進み、今では当JAは全国でトップクラスの産地となっています。
甘酸っぱくてみずみずしいキウイフルーツにはさまざまな効能があり、とくにビタミンCはみかんの約2倍。生食できるフルーツの中ではもちろんトップクラスで、一日1個で必要なビタミンCが摂取できるほか、風邪予防・疲労回復・美肌効果があり、食物繊維も豊富なので整腸作用にも優れています。カリウムは塩分の排出・高血圧の予防に効果があり、さらにカルシウムや鉄分などのミネラル分もフルーツの中では多く含まれています。またアクチニジンというたんぱく質分解酵素も含まれており、お肉料理の後、消化を促進するといわれており、調理前の下ごしらえにキウイ果汁を使うと柔らかくなるともいわれています。そのほかにもたくさんの効能があり、以前にフルーツ研究に熱心なアメリカのある大学が"もっとも健康によいフルーツは?"とのテーマでいろいろなフルーツの成分を分析調査したところ、キウイがトップに選ばれたそうです。
立春を迎えるこの時期、栄養満点な旬の味覚、さわやかな酸味と甘さの人気のフルーツ、愛媛県産「キウイフルーツ」を是非たくさんお召し上がりください。
キウイの追熟について
キウイは樹上で熟さないので収穫後に追熟させて楽しむフルーツです。
お店で買った後、まだ硬いものはご家庭でお好みに合わせて追熟させましょう。
目安は(縦に)上下を挟んで少しへこむ位がベスト。20度を超えない室温で放置するだけでもよいし、小さな穴を開けたポリ袋にりんごと共に入れておけばより早く食べ頃を迎えることができます。(りんごから発生するエチレンガス(植物ホルモン)が追熟を促進してくれます。)
キウイフルーツの名の由来
ニュージーランドに"キウイ"という名前の鳥が生息していてその鳥にとても似ているフルーツなのでキウイフルーツと名付けられたそうです。
ちなみに"キウイ"はニュージーランドの国鳥なのです。
■販売担当者
果実第一部 係長
鈴木 智郎