ミネラルトマト(福島)
- 品 名
- トマト
- 品種名
- ミネラルトマト
- 産 地
- 福島県 JA会津よつば
- 入荷時期
- 6月上旬~10月上旬
- 最盛期
- 6月~9月
担当者からのコメント
福島県JA会津よつばより6月~10月にかけ、ひと味違う「ミネラルトマト」が安定供給されています。
しっかりとした果肉とあふれるみずみずしさ、香り豊かでとびきりの甘さのミネラルトマト。同JAでは中嶋農法での栽培に取組み、高品質のトマトを出荷しております。
中嶋農法とは理学博士の中嶋常允氏が提唱する作物の栽培方法で土壌分析を徹底して行い、ミネラルをたっぷり施用し、バランスの取れた健康な土壌にしてやることによって、安心・安全で美味しい農産物を作る優れた農法です。トマト生産部会ではきめこまかい土壌分析と、鉄やマンガン、銅、亜鉛など微量ミネラル分を補い、徹底した高品質管理を実施し、ミネラルトマトとして市場の高い評価を得ています。
西洋では「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるくらいトマトには様々な効能があります。特にリコピンは心臓病やガンの原因といわれる活性酸素を退治してくれる抗酸化作用があり、抗酸化力はベータカロチンの約2倍、悪玉コレステロールの抑制効果もあります。また生で丸ごと食べられるので、熱に弱いビタミンCや皮の部分に多い食物繊維も効率よく摂ることができます。なんとトマト1個で、1日のビタミンC所要量の40%の摂取ができるんです。トマトのミネラルの中では、特にカリウムの含有量が多いことから高血圧の改善に効果的で、また食物繊維のペクチンを含むことから、便秘の改善、血糖値や血中コレステロール値の低下なども期待できます。またこれから夏バテなどで食欲が落ちたときにも、トマトの甘酢っぱさが食欲を増進させる上に、酸味のもとであるクエン酸、リンゴ酸、コハク酸などの有機酸には胃のむかつきを解消したり、消化を助ける働きがあるといわれています。
これから初夏を迎え、健康的にも優れている安全・安心な旬の美味しいトマト、一味違う福島産「ミネラルトマト」を是非ご賞味ください。
美味しいトマトの選び方
へたの緑色が濃く、ぴんと張っているのが新鮮である証拠。丸みがあってずっしりと重いものがみずみずしくて甘味も強いといわれています。(ためしに水に浮かべてみると美味しいトマトは沈みます。)柔らかすぎたり、へたの付近がひび割れているものは避けたほうがよいでしょう。
トマトの保存法
赤く熟れたトマトは冷蔵庫で保存します。赤いトマトの場合常温下だと逆に2、3日で栄養素の30%が失われてしまいますが、冷蔵庫での保存では4、5日はもちます。
保存の仕方は、へたの部分を下にして、互いにつかないように並べ、ポリ袋の中に入れて口をしっかりと閉めて保存します。トマトは重なり合うとその部分から早く悪くなるためです。ビニール袋だとポリ袋よりも早く熟れてしまうのでポリ袋を使いましょう。
ミネラルトマトについて
JA会津よつば猪苗代トマト生産部会のミネラルトマトについて詳しく知りたい方は、
JA会津よつば(ミネラルトマトのページ)をご覧ください。
■販売担当者
蔬菜第一部 課長補佐
櫻田 竜一