いわき市中央卸売市場 ~ 株式会社 平果

旬の野菜・フルーツSeasonal vegetables & fruits

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南高うめ(和歌山)

品 名
うめ
品種名
南高うめ
産 地
和歌山県 JA紀南
入荷時期
6月上旬~6月下旬
最盛期
6月中旬

担当者からのコメント

日本一の梅の生産量を誇る和歌山県JA紀南より、梅の最高峰と呼ばれる「南高梅」がいよいよ出回ります。
南高梅は皮が薄く、果肉は驚くほどにやわらかく、しかも大粒の梅で紀南地方でしか育たないという特別選抜品種でもあります。同JAでは全ての生産者に生産履歴の記帳を徹底し、生産者ごとに出荷された農産物の一部をサンプルとして冷凍保存し、トレースできるような体制(出荷ロットの冷凍保管)を整えています。また他に先駆けて最新鋭の残留農薬分析機を独自に導入し、残留農薬分析の自主検査を行い安全確認をしております。(梅干し加工についてはISO9001の国際規格を取得しています。)これら作業を生産部会や営農指導員らが一丸となって取組み、消費者の皆様に安心・安全な農作物を届けております。
さて、梅の効能はたくさんありますが、その一つがクエン酸の効果です。梅にはたくさんのクエン酸が含まれており、疲労防止、疲労回復などに効果があります。腸から吸収された食物は、分解されて炭酸ガスと水になり、その間にエネルギーが生み出されますが、このサイクルが円滑に回転しないと多量の乳酸がたまり、慢性疲労に陥ってしまいます。このサイクルを円滑にするのがクエン酸なのです。二つめは強力なアルカリ性食品であること。酸性食品をとりすぎると血液は酸性に傾き、血液が汚れて流れにくくなります。すっぱい梅干は強力なアルカリ性食品であるため、血液を健康な弱アルカリ性に保つ手助けをしてくれます。三つめはカルシウム吸収促進作用があること。日本人が慢性的に不足している栄養素がカルシウム、カルシウムが不足すると、骨がスカスカになり、骨粗しょう症が起こりやすくなります。しかしカルシウムは、非常に吸収されにくい栄養素であるため、吸収率を高める必要があります。それを手助けするのが梅に含まれるクエン酸なのです。四つめは雑菌から体を守ること。弁当に梅干を入れると腐敗しにくいということはよく知られています。これと同じように、梅干の酸は胃腸内の病原菌を殺菌し、繁殖を抑える効果があります。五つめはムラメール。農水省食品総合研究所の研究で、梅エキスに血液をサラサラにする成分、ムラメールが含まれていることが解っています。ムラメールは熱を加えることにより梅に含まれる糖分とクエン酸が結びつき生まれます。
このほかにも健康によい効能が梅にはいっぱい含まれています。南高梅は本月内に入荷され、そして出荷終了してしまうまさしく旬の野菜です。梅干をはじめ、梅酒や梅エキスなどいろいろな料理法で健康的な梅、梅の最高峰、紀州「南高梅」を是非お楽しみください。

6月6日は梅の日

梅の日を6月6日としたのは「御湯殿の上の日記」という宮中の文書に記された天文14年(1545年)のこの日(旧暦4月17日)、京都・賀茂神社の例祭に梅が献上されたとの故事にちなんだものです。
(紀州梅の会制定)

南高梅の名の由来

明治35年、和歌山県南部川村の高田貞楠氏が、梅の苗を譲り受けた中にひときわ豊かに実り、大粒で美しい紅のかかる優良種が一本あるのに着眼し、その木を母樹(高田梅)として育成し、増植を行った。その後昭和25年、梅の品種を統一し、市場の安定を図るためこの地に適した梅を見つけようと、梅優良母樹調査選定委員会を設け選定調査が始まりました。この調査は5年の歳月をかけ、優良母樹が選ばれました。その母樹の実は、種が小さく、果皮が薄く香り高く、優秀な加工特性を備え、果面に紅がさし、綺麗という特徴を持っていました。この梅は昭和40年に、先の母樹選定調査に深くかかわった南部(みなべ)高等学校教諭の竹中勝太郎氏と園芸科の生徒たちの努力に敬意を表すとともに、南部高校を通称「南高(なんこう)」と呼ぶことから「南高梅」と命名されました

■販売担当者
取締役 蔬菜部 主管部長
熊沢  晃

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