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豊福・肥のあけぼのみかん(熊本)

品 名
温州みかん
品種名
豊福・肥のあけぼの
産 地
熊本県 JA熊本うき 三角
入荷時期
10月上旬~11月上旬
最盛期
10月

担当者からのコメント

JA熊本うきより10月から11月にかけ、本年産極早生みかんの一番手、豊福早生みかんが出回っており、10月中旬からは肥のあけぼのみかんの入荷も始まります。
同JA三角地区は熊本県のほぼ中央、宇土半島の西端に位置し、南北を不知火海有明海に挟まれ、西に架かる天草五橋が天草への玄関となっています。平均気温17~18℃、平均降水量が1800mmと温暖な気候と豊かな自然に恵まれており、なだらかな丘陵を利用したみかん栽培に最適な地域です。産地では地表面にシート(タイベック)を被覆し、秋季の降雨を遮断して土壌乾燥に努めるマルチ栽培に積極的に取組んでおり、気候に左右されにくい高糖度(甘さ)、高品質なみかん生産をしています。さらに光センサーによる糖酸測定機能を持った非破壊品質選果システムの導入で高い出荷基準をクリアしております。
豊福早生、肥のあけぼのは、熊本県の果樹研究所において早生温州にそれぞれオレンジ、甘夏の花粉を交配して育成された極早生温州みかんです。「豊福早生」は酸味が早く抜け、糖度はかなり高く食味が良好な美味しいみかんで10月上旬から出回ります。「肥のあけぼの」は果皮の赤みが強く、じょうのう膜(みかんの子袋)が柔らかで薄いことから食感がよく、高糖度で10月中旬頃より出荷されます。熊本県ではオリジナルみかんの生産量の拡大とブランド化を図り、両品種とも、平成10年から豊福・肥のあけぼののブランド名で出荷され、品質の良さから青果業界からたいへん好評を得ており、10月のみかんの中心的存在となっています。
本年産温州みかんの先陣をきって秋の味覚の代表格、熊本県産極早生みかん「豊福早生・肥のあけぼの」を是非ご賞味ください。

みかんの優れたパワー

①発ガンを抑制
ガン細胞に強力なバリヤー役をするベータクリプトキサンチンが多く含まれています。その含有量はオレンジの約100倍、発ガン抑制効果はベータカロチンの約5倍でみかん一日1~2個で食べるだけで十分効果があるといわれています。

②ビタミンCを効率よく摂取
ビタミンCの含有量は100gあたり約35㎎。こわれやすい性質のビタミンCを皮や袋がしっかりガードしてくれるので効率よく摂取することができます。

③食物繊維が多く整腸作用がある
中の袋についている白いスジにはペクチンが豊富に含まれています。ペクチンは水溶性の食物繊維で、腸の中で水分を調整し、便秘を解消する力があります。また逆に下痢を抑制する効果もあり、整腸作用に優れた効果がるといわれています。そのほかにもみかんにはたくさんのすぐれた効能があります。

■販売担当者
果実第一部 課長補佐
湯田 翔大郎

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