完熟きんかん(佐賀)
- 品 名
- きんかん
- 品種名
- 完熟きんかん
- 産 地
- 佐賀県 JAさが 大和中央
- 入荷時期
- 1月下旬~2月下旬
- 最盛期
- 2月上旬~2月中旬
担当者からのコメント
佐賀県JAさがより1月~2月にかけ「完熟きんかん」が出荷されております。
きんかんは葉も果実もみかんを小さくしたようなものですが、みかんやだいだいのような柑橘類ではなく、独自の金柑属に入る果実で原産は中国で和名を「姫橘(ひめたちばな)」といいます。日本には鎌倉時代末頃に渡来し、温暖な地域で栽培されました。7~10月頃花を咲かせ、冬に実をつけます。一般的には甘露煮やジャムなどに加工して食べると思い込まれていましたが、果皮に甘味と栄養成分があることから圧倒的に生食が多く、特に完熟きんかんは、木の上で完熟させて出荷する大玉のきんかんなので今までのきんかんより酸味や苦味が少なく、甘味がとても強いので生のまま美味しく食べられます。
皆さんご存知のとおり「きんかんは風邪の予防と咳止め効果がある」との紹介から、この時季でのとてもお薦めの一品です。
今月入荷されているきんかんは、3㎏化粧箱、500g化粧箱、300gパック入りと各種取り揃えております。
今が旬の果実、健康にも優れている佐賀産「完熟きんかん」をご賞味ください。またこの時季の贈答用としても大変喜ばれる商品ですので是非ご利用ください。
きんかん効能について
きんかんはレモン果汁とほぼ同量の抗菌作用のあるビタミンCを含み、ビタミンPの本体「ヘスペリジン」を含んでおり、ビタミンCの吸収をよくし、毛細血管を強くする働きがある。これは風邪の予防になるほか、動脈硬化、高血圧にも有効に働き、喉の炎症を抑える効果や、扁桃腺がはれているときの喉にもやさしく作用します。さらにベーターカロチンやビタミンEも多く含まれ、果物には珍しくカルシウムも含まれています。正にこの時期の健康果実です。
美味しいきんかんの見分け方
果皮の表面がなめらかで、重量感のあるものがよいでしょう。
■販売担当者
取締役 果実第一部 部長
岩谷 仁志