だいこん(青森)
- 品 名
- だいこん
- 品種名
- 青首だいこん
- 産 地
- 青森県 JA十和田おいらせ ももいし
- 入荷時期
- 5月下旬~10月下旬
- 最盛期
- 9月中旬~10月上旬
担当者からのコメント
いよいよ秋の味覚の代表、秋刀魚(さんま)の美味しい時季を迎えました。そのお供に是非欲しいのがだいこんおろし。そこで生産量全国第3位、青森産「だいこん」の登場です。
JA十和田おいらせ/ももいし地区は青森県の東南部に位置し、西から東の太平洋に向って傾斜した台地からなり、夏には偏西風(やませ)と呼ばれる太平洋からの冷たい風が吹き、冬には気温は低いものの降雪量は少なく、青森県内では最も雪が少ない地域です。夏でも比較的冷涼な青森の気候が、品質の優れた美味しいだいこんを作るのです。
青首だいこんという品種は、水分が多くやわらかで、煮崩れしにくく、おろしにしても辛味が少ないのが特徴です。一本で首の部分は辛味が弱く、ビタミンCが多く含まれているので生食用としてサラダなどに、真ん中の部分は最も甘みがあるのでふろふき大根などの煮物に、下の方は辛味があるのでおろしにと使い分けできます。お店で1/2にカットされているものを買うときはよく使用法を考えて買いましょう。
さて、だいこんはさまざまな効能があり、だいこんの根の部分には消化酵素のジアスターゼやビタミンC、食物繊維など内臓を整える役割をする成分が豊富に含まれ、食欲増進や消化を促進する働きがあり、有害物質の排泄やがん細胞の抑制、美肌効果もあるといわれております。
だいこんは野菜の中で生産量、作付面積ともにナンバー1の商品です。健康的にも優れており旬の味としても欠かせない美味しい青森産「だいこん」を是非ご賞味ください。
美味しいだいこんの選び方
まず葉付きがあればぜひ葉付きを選んでください。葉にもたくさんの栄養が含まれているからです。
葉先がみずみずしく、根の部分は白く、きめこまかく、張りと光沢のあるもの。茎の切り口に「ス」が入っていないもの。またひげ根やくぼみがなく、丸みが円形で持ってみてずっしりと重いものがよいでしょう。
だいこんの保存法
保存の適温は5℃前後です。
泥付きなら土の中もしくは新聞紙などに包んで暗い場所に、洗った物は適度な湿度を保つためにビニール袋、新聞紙、ラップなどに包んで冷蔵庫で保存してください。
新聞紙に霧を吹いておくとよいでしょう。
大根おろしは水気を切って冷凍保存しておくことができます。予め小分けにしておくと便利です。
■販売担当者
執行役員 蔬菜第二部 部長
阿部 宏