トマト(いわき)
- 品 名
- トマト
- 品種名
- 桃太郎トマト
- 産 地
- 福島県 JA福島さくら いわき地区
サンシャイントマト出荷協議会
- 入荷時期
- 9月上旬~翌年7月下旬
- 最盛期
- 特になし(通年)
担当者からのコメント
福島県JA福島さくらいわき地区サンシャイントマト出荷協議会より、9月から来年7月まで「桃太郎トマト」が安定供給されます。サンシャイントマト協議会とは、とまとランドいわき・サンフレッシュならは・大野水耕生産組合の3社で設立され、平成22年にはあかい菜園㈱も加わりトマト生産技術の向上と経営の安定化、また消費者の食に対する安全・安心への要求が高まる中、農薬の安全使用基準の遵守、残留農薬の自主検査を徹底しております。
サンシャイントマトの名前は「太陽の光がさんさんとふりそそいでいる中、元気に育ったみずみずしく新鮮なトマト」をイメージしてネーミングされました。
化学農薬使用量を慣行栽培の1/3に抑え、播種から収穫まで一貫した管理体制で生産された高品質のトマトであることと環境にやさしい農業をコンセプトとした循環式ロックウール養液栽培を採用、また液肥の施肥量・タイミング・回数や温度・湿度・採光量などはコンピュータ制御されているため高品質でばらつきのない美味しいトマトが生産されるのです。またサンシャイントマトは完熟しても実が固く、薄く切っても実崩れしにくく、甘みが強いのが特徴です。
西洋では「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるくらいトマトには様々な効能があります。特にリコピンは心臓病やガンの原因といわれる活性酸素を退治してくれる抗酸化作用があり、抗酸化力はベータカロチンの2倍、悪玉コレステロールの抑制効果もあります。また生で丸ごと食べられるので、熱に弱いビタミンCや皮の部分に多い食物繊維も効率よく摂ることができます。なんとトマト1個で1日のビタミンC所要量の約40%の摂取ができるんです。
トマトのミネラルの中では特にカリウムの含有量が多いことから高血圧の改善に効果的で、また食物繊維のペクチンを含むことから便秘の改善、血糖値や血中コレステロール値の低下なども期待できます。また食欲が落ちたときにもトマトの甘酢っぱさが食欲を増進させる上に、酸味のもとであるクエン酸、リンゴ酸、コハク酸などの有機酸には胃のむかつきを解消したり、消化を助ける働きがあるといわれています。
いわきの農産物にも指定されており、健康的にも優れている安全安心な旬の美味しいトマト、ほかのトマトとは一味違ういわき産「サンシャイントマト」を是非ご賞味ください。
美味しいトマトの選び方
へたの緑色が濃く、ぴんと張っているのが新鮮である証拠。丸みがあってずっしりと重いものがみずみずしくて甘味も強いといわれています。(ためしに水に浮かべてみると美味しいトマトは沈みます。)柔らかすぎたり、へたの付近がひび割れているものは避けたほうがよいでしょう。
トマトの保存法
赤く熟れたトマトは冷蔵庫で保存します。赤いトマトの場合常温下だと逆に2、3日で栄養素の30%が失われてしまいますが、冷蔵庫での保存では4、5日はもちます。
保存の仕方は、へたの部分を下にして、互いにつかないように並べ、ポリ袋の中に入れて口をしっかりと閉めて保存します。トマトは重なり合うとその部分から早く悪くなるためです。ビニール袋だとポリ袋よりも早く熟れてしまうのでポリ袋を使いましょう。
サンシャイントマトについて
サンシャイントマトについての設備、栽培方法、栽培履歴などについて詳しく知りたい方はとまとランドいわきのホームページを是非ご覧ください。いろいろな情報が満載です。(とまとランドいわきさんはサンシャイントマト協議会の一員です。)
●10月10日はトマトの日
トマトの栄養価値や美味しさをアピールし、トマトを使った料理の普及をはかり、人々の健康増進に貢献することを目的に社団法人全国トマト工業会が制定した日。10月は食生活改善普及月間であり「体育の日」もあって健康への関心が高まる月。10と10で「トマト」と読む語呂合わせもあり、この日を記念日としました。
■販売担当者
蔬菜第一部 係長
江尻 武志