たまねぎ(北海道)
- 品 名
- たまねぎ
- 品種名
- たまねぎ
- 産 地
- 北海道 JA北みらい、JAところ
JAふらの 他
- 入荷時期
- 8月中旬~翌年4月中旬
- 最盛期
- 9月~翌年3月(安定供給される予定)
担当者からのコメント
いよいよ生産量№1の北海道より、本年産「たまねぎ」の出荷が始まりました。北海道各JAより貯蔵性に優れ、来春まで安定した品質で安定した供給がなされます。
北海道の肥沃な大地が育くみ、道内特有の日照時間が長いことや寒暖の差が激しい気候などの条件が相まって美味しい食味・甘味を引き出しております。
さて産地の状況は、本月中旬にはほぼ収穫は終了、これから来年まで出荷する貯蔵量を確保する。総体的には平年並の収穫量となる見込み。玉流れはL大中心で安定した出荷となるでしょう。相場はいまのところ前年よりやや高値で推移しています。
たまねぎはだいこん・キャベツに次いで全国野菜収穫量の第3位を占め、一年中台所に欠かせない食材の一つです。サラダなど生でよし、炒めてもよし、煮ても揚げてもよし、と幅広い料理に活用でき、また料理の素材ばかりでなく、肉や野菜の臭み抜きや下味付けにもよく使われます。
さて、たまねぎを切ると目がしみたり涙が出たりします。これはたまねぎに含まれる硫化アリルという成分が気化して目の粘膜を刺激するため涙が出るのだそうです。また刺激臭の元でもあります。しかしこの硫化アリルには胃液の分泌を活発にし、食欲を増進させる働きがあり、血液をサラサラにする効果もあります。
また血栓ができるのを抑制して脳梗塞や動脈硬化などの予防にも効果があるそうです。
健康的にも優れており、料理の万能選手でもある北の大地で生まれた美味しい旬の北海道産「たまねぎ」を是非たくさんお召し上がりください。
たまねぎの保存法
たまねぎは湿気を嫌うので、できるだけ乾燥した風通しのよい日陰に置きましょう。たまねぎは約0℃で休眠するので、長く保存するのであれば新聞紙にくるんで冷蔵庫に入れておくのがよいでしょう。
泣かないで切るたまねぎの裏わざ
皮をむく前に、電子レンジで約20秒ほど加熱すると目の粘膜を刺激する硫化アリルが弱まり、泣かずにすみます。また逆に冷やしてから切っても効果があるようです。そのほかよく切れる包丁を使ったり、包丁の方をよく冷やして使ったりすると効果があります。
たまねぎのミニ知識
たまねぎは、ねぎと同じユリ科の仲間です。さて私たちが食べているのは「根・茎・葉」のどこの部分でしょうか?
実は「葉」の部分なのです。葉鞘と呼ばれる葉の下の部分が成長し、次第に丸みを帯びてふくらんだ葉を食べています。
※たまねぎについてホクレンきたやさいのホームページで紹介しています。
■販売担当者
取締役 蔬菜第二部 部長
和田 弘幸